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第1回 なぜ特定健診・特定保健指導に変わるのか

特定健診の目的

特定健診の目的は、メタボリックシンドロームの危険がある方を選定することにあります。そのため、検査項目は腹囲の測定など、内臓脂肪型肥満の把握と、メタボリックシンドロームの他の危険因子(高血糖、高血圧、脂質異常など)を把握するための内容となっています。
いままでの健診は生活習慣病などの早期発見・早期治療を主な目的としていました。しかし特定健診ではそれだけでなく、メタボリックシンドロームの該当者・予備群を見つけるためのスクリーニングを主な目的として行われます。メタボリックシンドロームの方、その予備群、いまのところ危険のない方、というように健診結果で対象者を分け、効果的な保健指導につなげるふるい分けの機能を持っている健診です。

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メタボリックシンドロームが生活習慣病への分岐点

図2は厚生労働省が作成した、生活習慣病の発症のイメージをあらわしたものです。「健康的な生活習慣」を送っていれば、生活習慣病にかかる可能性は低いのですが、「運動不足」「不適切な食習慣」「喫煙」などの「不健康な生活習慣」(レベル1)を送っていると川の流れに入りだし、レベル2のメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)になると、ひとつ滝を下り、生活習慣病を発症する段階にまで流されてしまいます(レベル3)。そして川の下流に行くにしたがって状態が悪くなり(レベル4)、最後は大きな滝を下って要介護状態や死を迎え(レベル5)、元に戻ることのできない段階にいたります。
このような流れを途中で変えることが生活習慣病の予防につながりますが、レベル2のメタボリックシンドロームの段階で流れから逃れることができるかどうかが最初の大きな分岐点になります。

図解:生活習慣病のイメージ

▲生活習慣病のイメージ/PDF372KB
(PDFファイルで拡大表示します)

健診結果から生活習慣病発症リスクを知ろう

リンク先はこちら生活習慣病発症リスクチェックはこちら

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なぜメタボリックシンドロームが問題となるのか

メタボリックシンドロームとは、おなかに脂肪がたまる内臓脂肪型肥満(内臓肥満)に、高血糖、脂質異常、高血圧の3つのうち2つの異常を併せ持つ状態をいいます(診断基準を参照)。1つの異常を持つと予備群と判定されます。
まだこの段階では、一つひとつの異常は生活習慣病のレベルではありませんが、メタボリックシンドロームが問題なのは、個々の健診結果の異常は軽度でも、相乗効果により、動脈硬化が急速に進んでしまうことです。動脈硬化が進むと、血管が詰まったり破れたりしやすくなり、心臓病や脳卒中といった深刻な循環器病を招くことになります。また、それ以外にも、糖尿病を悪化させ、失明や腎不全といった重大な合併症を招きやすくなります。

メタボリックシンドロームの原因は、内臓脂肪の蓄積になります。内臓脂肪がたまると、脂肪細胞からさまざまな生理活性物質が出され、糖尿病などの生活習慣病を起こしやすくなります。つまり、海に漂う氷山を例にすると、海中から出ている個々の山々がさまざまな生活習慣病で、その山々の下にある海中の大きな氷が内臓脂肪にあたります。個々の山々に注目していると別々の病気ですが、それぞれは内臓脂肪のたまりすぎに起因しているのです。
つまり、メタボリックシンドロームは生活習慣病を招く大きな原因であり、その元凶が内臓脂肪型肥満といえます。

メタボリックシンドロームの診断基準

内臓脂肪型肥満になる
上記に加え、以下のうち2項目以上が該当

高血糖 空腹時血糖 110mg/dl以上
血圧高値 収縮時血圧 130mmHg以上 または/かつ
拡張期血圧 85mmHg以上
脂質異常
中性脂肪 150mg/dl以上 または/かつ
HDLコレステロール 40mg/dl未満

↓
メタボリックシンドローム

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メタボリックシンドロームを解消して生活習慣病予防

メタボリックシンドロームを予防することができれば、個々の生活習慣病に一つずつ対応しなくても発病を防げる可能性が高いと考えられます。そのため特定健診・特定保健指導では、メタボリックシンドロームの予防のために、特定健診でメタボリックシンドロームを中心とした生活習慣病発病の危険度を把握し、発病のリスクに合わせて特定保健指導を行い、内臓脂肪型肥満の解消を目指した支援を行うことになっています。

健診でメタボリックシンドロームの状態にあるかどうかを知ることは、健康づくりのためのスタートとなります。年に1回は必ず健診を受け、自分が今、どのような状態にあるのか、川の流れでいうとどの位置にいるのかを自覚して、川の流れに流されていかないようにしていきましょう。

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