日清製粉健康保険組合

健康トピックス

2016年12月1日

第55回 飲みすぎはもちろん、お酒を飲まなくても要注意! 肝臓の病気

イラスト:飲みすぎはもちろん、お酒を飲まなくても要注意! 肝臓の病気忘年会や新年会など、イベント事が多い年末年始。暴飲暴食など、肝臓に負担をかけやすい時期といえます。また、肝臓に注意が必要なのは、お酒を飲む人だけではありません。最近ではお酒を飲まなくても、肝臓の病気が起こることがわかってきました。

お酒を飲む人も、飲まない人も、健康的な新年を迎えるために、肝臓に優しい生活について考えてみませんか?

お酒を飲まない人でも肝がんになる?!

近年、お酒をあまり飲まないのに、脂肪肝から慢性肝炎、肝硬変、肝がんを発症する例が増えているそうです。

以前までは、肝硬変や肝がんに進行するのは、主に肝炎ウイルスの感染や、または過度のアルコールによるものであり、肥満などからくる脂肪肝はそこまで害がないと思われていました。ですが、肝臓に脂肪がたまることが原因で、動脈硬化などを引き起こし、心筋梗塞や脳卒中に加え、肝硬変、肝がんになる危険性も高くなることがわかってきたのです。

肝臓病は生活習慣と強く関係する病気です

お酒を飲まないにもかかわらず脂肪肝を発症する理由は、食べすぎや運動不足などの生活習慣によるものと考えられています。

食べすぎや運動不足により、使うエネルギーよりもとるエネルギーが多くなれば、過剰なエネルギーは肝臓に運ばれ脂肪となります。そうやって処理しきれなかった脂肪がたまり、脂肪肝となるのです。

メタボリックシンドロームに該当する人や、BMIが標準以上の人は、メタボや肥満を解消することで、そうでない人は肥満を予防することが、肝臓病の予防につながります。
そのためには、まずは生活習慣を見直すことです。

あなたはいくつ当てはまりますか? 〜冬の生活習慣チェック〜

次の項目にあてはまるような生活は、肥満を招きやすくなります。あなたの生活習慣はいかがでしょうか。

    イラスト:あなたはいくつ当てはまりますか? 〜冬の生活習慣チェック〜
  • 忘年会や新年会は量を気にせず飲んだり食べたりしてしまう
  • お酒のおつまみは脂っこいものや味付けの濃いものが多い
  • 年末年始は毎日お酒を飲む
  • お正月はお餅を食べすぎてしまう
  • 寒いので休みの日はほとんど家でゴロゴロしている
  • みかんや柿など果物を際限なく食べる

忘年会、新年会、お正月…冬の健康的な食生活のヒント

イラスト:忘年会、新年会、お正月…冬の健康的な食生活のヒント肝臓を守るために大切なことは、食べすぎ飲みすぎに気をつけ、バランスの良い食生活を送ることです。飲み会や年末年始なども、少しの工夫で健康的に楽しめます。

ヒント① お酒は適量を守って飲む

お酒の飲みすぎは肝臓に大きな負担をかけます。さらに、アルコールには意外にエネルギーがあり、過剰摂取は肥満の原因に。お酒を飲むときには適量を意識しましょう。

★ アルコール1日の適量とカロリー

ビール 中ビン1本:500ml 200kcal
日本酒 1合:180ml 196kcal
ワイン グラス2杯:240ml 175kcal
焼酎(25度) 2/3合:110ml 175kcal
ウイスキー ダブル1杯:60ml 142kcal

※女性、高齢者はこの半分程度

ヒント② おつまみは低エネルギーで

お酒を飲む場合、お酒自体が高エネルギーなので、おつまみは低エネルギーのものを。豆腐や海藻、野菜類など、食物繊維が豊富なものがおすすめです。

ヒント③ 飲み方を工夫してみる

濃いお酒は内臓へのダメージが大きいので、できるだけ水やお湯で割りましょう。飲むペースもゆっくりを心がけましょう。

ヒント④ 週2日は休肝日を

連日連夜の飲酒になりがちな年末年始ですが、週に2日は肝臓を休ませましょう。また休肝日はアルコール依存症の予防にもなります。

ヒント⑤ お餅の食べすぎに注意

ごはんとお餅、麺類とお餅など、炭水化物の重ね食いをしていませんか?
つい食べすぎてしまいがちなお餅ですが、切り餅1個(50g)のカロリーは118kcalあります。お餅はあくまで炭水化物。おかずではなく主食として食べ、他の炭水化物との重ね食いは控えましょう。

ヒント⑥ 果物の摂取目標は1日200g

果物には、ビタミン、ミネラル、食物繊維、高血圧予防に効果的なカリウムなど、体に良い栄養素が豊富に含まれています。ですが、糖質も多く含まれ、食べすぎは体重増加の原因に。果物を食べるときは、1日200gを目安にしましょう。

★果物200gの目安
りんごなら1個、なしなら1個、みかんなら2個、柿なら2個、バナナなら2本

こまめに体を動かそう

イラスト:こまめに体を動かそう消費エネルギーを増やし、肥満を予防するには、体を動かすことが効果的です。寒くて家の外に出るのも億劫という人は、家の中でのストレッチや家事などでも運動になります。まずは立ち上がって、年末の大掃除をいつもよりも念入りにやってみたり、「寝正月」をやめることから始めてみませんか?

リンク

リンク先はこちら 厚生労働省 e‐ヘルスネット アルコール性肝炎と非アルコール性肝炎

アルコール性肝炎と非アルコール脂肪性肝炎について解説しています

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