日清製粉健康保険組合

健康トピックス

2013年12月2日

第37回 油断大敵! かぜ予防していますか?

イラスト:かぜ朝晩の冷え込みが厳しい季節となりました。秋から冬への季節の変わり目や、さらに寒くなる真冬にはかぜをひいてしまう人も多いのではないでしょうか。かぜは身近な病気ですが、「かぜは万病のもと」という言葉もあるように、甘く見てはいけません。かぜで体調を崩さずに冬を乗り切れるように、しっかりと予防をしましょう。

「かぜ」とは?

実は、「かぜ」という病名はありません。くしゃみや鼻詰まり、鼻水、せき、熱などの呼吸器に症状の出る上気道感染症のことを総称して「かぜ症候群」と呼んでいるのです。上気道とは鼻からのどまでの気道のことです。

かぜは漢字で「風邪」と書きます。この名前はどこからきたのでしょうか。時代をさかのぼって古代中国では、咳やくしゃみ、悪寒といったかぜの症状は、風が運んでくる邪気を体に引き込んでしまうことにより起こるとされていたそうです。これが「風邪」という言葉の由来です。かぜに「かかる」ではなく「ひく」というのはこのためなのです。

なぜ冬になるとかぜをひきやすくなるの?

イラスト:ウイルスの侵入かぜの原因となるウイルスは、高温多湿に弱く、空気が乾燥すると活発になります。さらに、口・鼻・のどにある粘膜は、ウイルスの侵入を防ぐ役割をしていまが、ここが乾燥してしまうと炎症を起こしやすくなり、体を守る力が衰えます。空気が乾燥する冬にかぜをひきやすくなるのはこのためです。

●かぜのおもな感染経路
かぜの原因となるウイルスの感染経路は以下の3つです。

  1. ウイルスがついた手で粘膜などに直接触ることで感染(接触感染)
  2. せきやつばなどに混じったウイルスを吸い込んで感染(飛沫感染)
  3. 空気中のウイルスを吸い込んで感染(空気感染)

3つの中でも、おもに接触感染と飛沫感染で感染します。

かぜ予防のポイント

かぜ予防の基本「手洗い」「マスク」「うがい」を徹底しよう

イラスト:うがい特に、かぜの多くは接触感染であるといわれています。手洗いは徹底しましょう。外から帰ってきたときだけではなく、たくさんの人が触れるものに触った後など、こまめに手を洗うことがポイントです。手洗いは、石けんを使って30秒間以上、指と指の間までしっかりと。

ウイルスに負けない体づくりをしよう

イラスト:適度な運動 規則正しい生活習慣は感染症への抵抗力を高めてくれます。寒いので家の中に閉じこもって偏った食べ物ばかり食べている、ついついこたつでうたた寝してしまう、夜ふかしが多く睡眠習慣が崩れがち、というような生活をしている人は要注意です。体力が落ち、体のバランスが偏り、抵抗力が落ちてしまいます。適度な運動、栄養バランスの整った食事、十分な睡眠がとれているか、自身の生活習慣を見直してみましょう。

乾燥に気をつけよう

エアコンを使用すると空気が乾燥します。加湿器などを利用して室内の湿度を50%以上に保つようにしましょう。

かぜをひいてしまったら…

予防を万全にしていても、全くかぜをひかないようにするというのはなかなか難しいものです。かぜをひいてしまったら、体を暖めて安静にし、いつもより早めに就寝しましょう。部屋は湿度を保ち、脱水症状にならないように水分を多めにとりましょう。

病院に行かず、市販のかぜ薬だけで大丈夫?

かぜ薬はくしゃみや鼻水、せきなどの症状を抑えることはできますが、原因となるウイルスそのものをやっつけることはできません。症状がつらいとき、長引くときは、医療機関を受診し治療を受けましょう。

ためしてみよう!かぜに効く食材

イラスト:かぜに効く食材
  • ショウガ
    かぜのひき始めに効きます。新陳代謝を促進し、発汗作用があります。
  • ネギ
    血行をよくし、体をあたためる作用があります。
  • 卵(卵白)
    卵白に含まれる酵素に殺菌作用があり、痰や鼻詰まりを解消してくれます。

注意! かぜとインフルエンザの違い

かぜと間違えやすい病気のひとつにインフルエンザがあります。
普通のかぜとインフルエンザでは、感染源となるウイルスの種類が違います。かぜと比べ重症化しやすく爆発的な流行を起こすので注意しましょう。

<インフルエンザとかぜの違い>

  インフルエンザ かぜ
病原体 インフルエンザウイルス さまざまなウイルスや細菌
感染経路 主に飛沫感染、空気感染 主に接触感染、飛沫感染
発症 急激に ゆるやか
症状 38℃以上の発熱
関節痛、筋肉痛、頭痛などの全身症状など
37〜38℃未満の発熱
のどの痛み、せき、鼻汁など

イラスト:症状が長引いたら、医療機関へインフルエンザのほかにもかぜと症状が似ている病気はたくさんあります。感染症の多くは初期症状がかぜに似ている場合が多く、かぜと区別がつかない場合も。
また、かぜはほとんどの場合、重くならずに治りますが、「中耳炎」や「肺炎」「気管支炎」などに進行してしまう場合もあります。
症状が何日間もおさまらず長引くようでしたら、自己判断せずに医療機関をたずねましょう。

リンク

リンク先はこちら平成25年度 今冬のインフルエンザ総合対策(厚生労働省)

インフルエンザのQ&Aや流行状況、予防接種など、インフルエンザ対策についての情報が提供されています

ページ先頭へ戻る

同コーナーのINDEXへ戻る

ご自身やご家族の大切な命を守るため、定期的にがん検診をうけましょう!
人間ドック
全国巡回健診
日清製粉健康保険組合からのお願い
平成29年度 保健事業のご案内

特定健診・特定保健指導
退職者のみなさまへ
所在地情報:〒103-0014  東京都中央区日本橋蛎殻町1-10-7  蛎殻町ビル3階  電話:03-5614-7108  FAX:03-5614-7110
Copyright © 日清製粉健康保険組合2007, All Right Reserved.