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健康トピックス

2013年2月1日

第32回 新型ノロウイルスにご注意!

イラスト:ノロウィルスに注意11月から3月にかけては、ノロウイルスによる感染性胃腸炎の流行シーズンです。特に、今シーズンは遺伝子変異した新型ノロウイルスが出現しています。新型は免疫をもつ人が少なく、感染が広がりやすいと考えられるため、より一層の予防が必要です。

ノロウイルスは、食品からだけでなく、人から人へと感染することが特徴で、集団感染を引き起こすこともあり、高齢者施設や医療機関で死亡例も報告されています。ノロウイルスの正しい知識を身につけ、感染を防ぎましょう。

感染性胃腸炎の年別・週別発生状況(2002〜2012年第48週)
感染性胃腸炎の年別・週別発生状況(2002〜2012年第48週)

「感染性胃腸炎の年別・週別発生状況(2002〜2012年第48週)」国立感染症研究所

このグラフが示すように、2012年末時点での感染性胃腸炎の患者数は、ノロウイルスが大流行した2006年に次ぐ勢いで推移していることがわかります。
さらに、新型は全国31都道府県で検出されており、地域に関係なく全国規模で注意が必要です。

新型ノロウイルスが検出された都道府県

新型ノロウイルスが検出された都道府県
「ノロウイルスGU/4 2012変異型検出都道府県」国立感染症研究所

感染症予防対策の基本

ノロウイルスによる感染性胃腸炎には特効薬となるワクチンはありません。ノロウイルスの正体をまず知り(『第23回ノロウイルスが増えるシーズンです』参照)、予防対策をしっかりとりましょう。

★予防対策1・「30秒以上」しっかり手洗い

イラスト:手洗い 石けんには、手指からウイルスをはがしやすくする効果があります。外出後やトイレの後、食事の前などは、石けんを十分泡立てて、ていねいに手を洗いましょう。ノロウイルスの場合、アルコール消毒液では効果が十分に得られないので、しっかりと手洗いすることが予防の基本になります。

  • 時計や指輪ははずしていますか。
  • 洗った手を拭くタオルは使いまわしをせず、自分専用のものか、ペーパータオルを用意していますか。
  • 指先、爪の間、手首なども忘れずに洗いましょう。

★予防対策2・「85℃以上」で「1分間以上」しっかり加熱

イラスト:しっかり加熱 どんなに新鮮な食材でも、ノロウイルスが付いていれば食中毒は起きます。ですが、「中心温度85℃以上で1分間以上の加熱」をすれば、ウイルスは失活し、感染性はなくなるとされています。

  • 加熱をする際は食品の中心部まで火を通しましょう。
  • 調理器具は使用後はすぐに洗い、使いまわしはやめましょう。
  • 調理器具の消毒も忘れずに。食品同様、調理器具も「85℃以上で1分以上」の煮沸消毒が有効です。
  • 特にカキなどの二枚貝を調理する時は、まな板や包丁など、専用の調理器具を使う、使用の度に消毒・洗浄をするなど心がけましょう。
  • 下痢やおう吐があるときは調理をしないようにしましょう。

もしも発症してしまったら…

イラスト:発症嘔吐 ノロウイルスによる感染性胃腸炎の主な症状は、吐き気、おう吐、下痢、腹痛、軽い発熱などです。もしこれらの症状がみられたら、すぐに、医療機関を受診しましょう。
また、下痢やおう吐がおさまっても、一週間程度はウイルスが排せつされている可能性があります。入浴をする際は家族で最後に入浴をする、食品を扱う作業は控える、トイレの後は念入りに手を洗うなどの配慮をするようにしましょう。

もしも、感染者が出てしまった場合は、それ以上感染を広げないことが重要です。感染者のおう吐物や排せつ物を処理する際には、マスク・エプロン・ビニール手袋を身に付け、使い捨ての布やペーパータオルで外側から内側に、ウイルスを飛ばさないように静かにふき取ってください。処理中・処理後は窓を開け換気をしましょう。詳しい消毒の仕方は、リンクの「ノロウイルスに関するQ&A」をご参照ください。

乳幼児や高齢者の発症には特に注意

イラスト:高齢者の発症乳幼児や高齢者など抵抗力が弱い人の場合、下痢による脱水症状が起こることがあります。ぐったりしたり唇が乾燥したりするなどしたら、直ちに医療機関を受診してください。また、おう吐物が喉に詰まり死亡するケースもあるため注意が必要です。

12月から1月にかけて流行のピークを迎えることが多いノロウイルスですが、まだまだ流行シーズンです。しっかり予防をして、感染を防ぎましょう!

リンク

リンク先はこちらノロウイルスに関するQ&A(厚生労働省)

リンク先はこちら食中毒予防のポイント(食品安全委員会)

ノロウイルスの関するさまざまな情報や、予防対策について掲載されています。

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