日清製粉健康保険組合

健康トピックス

2012年8月1日

第29回 節電の中での暑さ対策

イラスト:ビジネスマン7月2日、全国各地で政府の要請による節電期間が始まりました。東北、東京、沖縄を除く電力各社は節電の具体的な数値目標をかかげ、電力需給がひっ迫した場合、計画停電が実施される可能性もあります。電力需給に比較的余裕があり、数値目標を掲げていない上記3社も、節電を呼びかけています。

節電や停電に伴い、私たちの暮らしにはさまざまな影響が出てきます。なかでも暑さをどう凌ぐかは大きな問題です。しかし、電気がなかった、あっても今のように大量に使えなかった昔も、人々は夏の暑さをさまざまな工夫で凌いできました。

今回は、そういった昔の知恵を参考に、なるべく電気を使わない中での暑さ対策を考えてみたいと思います。

涼しげな演出を試してみよう

イラスト:簾(すだれ)暑さを凌ぐためには、暮らしの中で “涼”を楽しむことが効果的。ちょっとした演出で涼しさを感じることができます。

カーテンではなく簾(すだれ)を使ってみる

窓辺に緑のカーテンを

窓辺にツル植物などをカーテンのようにして育てる緑のカーテンは、太陽の光をさえぎるだけでなく、葉の特性で空気を冷やし、風を涼しくします。

イラスト:風鈴風鈴を下げる

窓を大きく開け放ち、自然の風を感じる

夏の風は当然、温風なのですが、風がないよりあったほうが断然涼しいものです。

打ち水をする

昔の人はよく打ち水をしていました。これは、玄関先や庭などに水をまく打ち水は、地面の熱を奪うため、室内に入ってくる風を涼しくします。お風呂の残り湯などを利用して、ぜひ習慣にしたいものです。

服装の工夫

夏の風物詩である浴衣。「ゆかた」。見た目が涼しげなだけでなく、「浴衣」と書くように、湯上りに汗が引くまでの間、さっと引っ掛けて羽織り着るものでした。湯上りの体温が上がっている時に汗を引かせ、さらに湯冷めしないための衣類から始まった「浴衣」ですから、暑い夏に涼しく過ごせる衣類として最適です。

会社でも浴衣、というわけにはいきませんが、浴衣の素材である吸水性に優れた「綿」や通気性に優れた「麻」素材の洋服を選んでみましょう。

食べ物も「夏」にこだわる

「季節の野菜を食する」のは、昔の人々の健康法のひとつ。夏野菜には、体の熱を冷ます効果、汗によって失われた成分を補う効果、胃腸の消化を助ける働きなどがあります。さらに夏の太陽を浴びているため、ビタミン、ミネラルもたっぷり含まれており、暑さに立ち向かうのに、とても効果的です。

イラスト:野菜

夏野菜といえば、キュウリ、なす、冬瓜などの水分の多い野菜から、トマト、ピーマン、オクラなどの緑黄色野菜、とうもろこしと枝豆などが挙げられます。これらの野菜に、うなぎや豚肉、たまねぎ、ニンニクなどの疲労回復効果のある食材を組み合わせれば、夏バテの予防・解消にもなります。

さらに、料理に涼やかな演出をしてみましょう。お皿に氷を盛りつけたり、料理には清涼感のある青葉を添えたりすれば、食欲も増すというものです。食器も、涼やかなガラス食器や銀食器などがお勧めです。

最後に……

金だらいで行水する子ども、水撒き、縁側に置かれた団扇、格子戸からもれる夏の日差し……。どれも昔はよく見られた日本の夏の風景です。耐えられないと思える暑さでも、演出次第で涼しく感じることができます。今年の夏は、ちょっとした工夫で、あなたなりの「日本の夏」をつくりだしてみませんか。

リンク

リンク先はこちら 健康トピックス 第19回 節電の夏!熱中症に気をつけましょう

熱中症の症状や予防法について解説しています。熱中症にならないよう気をつけましょう。

リンク先はこちら e-ヘルスネット/旬を取り入れた食生活(春・夏)(厚生労働省)

四季の旬の食材について、出回り期とその他の時期での成分の違いを解説しています。

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