日清製粉健康保険組合

健康トピックス

2010年12月1日

第12回 “沈黙の臓器”、肝臓をいたわる

年末年始はお酒を飲む機会が増えますね。このお酒と関連の深いのが肝臓です。この機会に基礎知識を身につけ、肝臓にやさしい生活を心がけましょう。

肝臓は働き者

イラスト:肝臓

肝臓は以下の3つをはじめ、数百の機能を持つ重要な臓器です。肝臓の機能が低下すると、全身に栄養が行き渡らなくなるなど深刻な事態になってしまいます。
① 代謝:栄養素(糖質・脂質・たんぱく質)を体内で使いやすいように分解・合成する
② 解毒:アルコールをはじめ、薬剤や食品添加物などの有毒物質を無害化して排泄する
③ 胆汁の産出:食物中の脂肪の消化を助ける胆汁を作る

肝臓はタフ

肝臓が“沈黙の臓器”といわれるのは、かなりの肝細胞がダメージを受けても、残った細胞がカバーして機能を維持できるから。これはいいことのようですが、異常があっても症状があまり出ず気づきにくいということでもあり、油断は禁物です。

タフな肝臓が病気になる時

イラスト:飲みすぎ

肝臓病を引き起こす原因の1つは生活習慣、具体的に言うと「お酒の飲みすぎ」「食べすぎによる肥満」など。肝臓に脂肪がたまり(=脂肪肝)、肝機能の低下を招きます。
もう1つ、肝臓病との関連で知っておきたいのがウイルス。ニュースでよく耳にするC型肝炎・B型肝炎の原因はウイルスです。
脂肪肝や肝炎ははっきりした症状が出ないことが多く、本人も気づかないうちに悪化してしまうことがあります。肝硬変まで進むと根本的な治療は難しく、肝がんを発症する率も高くなります。

肝臓にやさしい生活を

“沈黙の臓器”肝臓を守るためのポイントは、生活習慣の改善と検査です。

肝臓にやさしい飲酒

  1. 適量を守り、時間をかけ、楽しく飲む
  2. 食べながら/水分を補いながら飲む
  3. 空腹時や寝る前は飲まない
  4. 薬と一緒に飲まない
  5. 休肝日をつくる

肝臓にやさしい食事

イラスト:1日3食
  1. 1日3食とし、間食や夜食は控える
  2. 量は減らして、食材の種類を増やす
  3. 外食は1日1回までにし、なるべく手作りを
  4. ごはん・パンなどの糖質、脂肪や食塩のとりすぎに注意
  5. 良質のたんぱく質や野菜・海藻をたっぷりと

肝臓にやさしい生活

イラスト:ウォーキング
  1. 肥満の解消(適度な運動など)
  2. 禁煙する
  3. ストレスはこまめに発散
  4. 余計な薬はのまない
  5. 便秘に注意

肝臓の検査

定期健診には肝機能を調べる検査が含まれています。異常を指摘されたら、早めに医療機関を受診しましょう。
ウイルス性の肝炎については、「肝炎ウイルス検査」が全国の保健所や自治体・職場の健診、委託を受けた医療機関等で行われています。40歳以上でまだ一度もこの検査を受けたことがない方は、ぜひ受けるようにしましょう(特に血液透析を受けている方や血液製剤を投与されたことがある方、輸血や大きな手術を受けたことがある方など)。また妊婦の方も、感染している場合は母子感染のおそれがあるため、この検査を受けます(予防措置をとれば母子感染は防げます)。
なお、日清製粉健保では40歳以上の被保険者については会社の定期健診時に 3年に1度、B型肝炎とC型肝炎の検査を実施しています。ほとんどの 事業場では昨年(平成21年度)の健診で実施しました。

リンク

リンク先はこちら肝炎総合対策の推進(厚生労働省)

肝炎総合対策の概念図や肝炎について情報が掲載されています。


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