日清製粉健康保険組合

健康トピックス

2010年9月1日

第9回 痛風を知っていますか?

「今年の夏もたくさんビールを飲んだ!」という方、いらっしゃいませんか? 適度の飲酒は悪くはありませんが、飲みすぎると怖いのが「痛風」のリスク。今回は、意外と身近なこの病気を取り上げます。


どんな病気?

「痛風」という病名が「風が吹くだけで痛む」ことからきたとも言われるように、激烈な痛みを伴います。現在日本では患者数が約30〜60万人、予備群は500万人にのぼるとされ、圧倒的に男性に多いのが特徴です。
痛風の原因の多くは食生活にあります。戦後日本で患者数が急増したのは、食事が欧米化したこと、飲酒量が増加したことなどが背景にあるといわれます。

症状

イラスト:痛風で足が痛む

多くの場合、「突然足の親指の付け根が腫れ、激痛が走る」ことから始まります。歩けないほどの痛みですが、1週間〜10日ほどで軽快し、そのうち何事もなかったかのように痛みが消えます。これをそのまま放置すると半年〜1年で再発し、痛みの現れる間隔が短くなっていきます。次第に関節のあちこちが腫れ始め、常に関節に違和感や痛みがある状態になります(慢性痛風性関節炎)。また、腎障害などさまざまな合併症も現れます。

原因

痛風の原因は「尿酸」という物質。尿酸は健康な人の体内にも存在し、尿によって排泄されています。しかし、尿酸が増えすぎて排泄が追いつかなくなり、飽和濃度を超えると、その分が結晶となって関節などにたまり始めます。これが激痛を引き起こすのです。

合併症

痛風のこわさは、痛みよりも合併症にあります。尿酸の結晶は関節だけでなく、腎臓などの内臓にも蓄積されるため、痛風患者は腎障害や尿路結石、動脈硬化、心疾患、脳血管障害など深刻な合併症を発症する危険が高くなるのです。

予防法

食べすぎ・飲みすぎを控えて適度な運動をすること、水分をしっかりとって尿酸の排出を促すことが予防の基本とされています。

① 食事

イラスト:バランスのよい食事
  • 食べる量そのものを減らす(痛風患者の約60%は肥満。肥満の人は尿酸値も高くなりがち)
  • バランスのよい食事を、よくかんでゆっくり味わう

② アルコール

イラスト:飲酒はひかえめに
  • 尿酸はアルコールが分解される際にも作られるので、飲酒はひかえめに
  • アルコール飲料の一部(特にビールと紹興酒)には特に注意を

③ 水分補給

  • 尿酸は尿によって排泄されるので、水分はたくさんとる

④ 適度な運動

イラスト:ウォーキング
  • ウオーキングなどの有酸素運動を継続する(肥満を予防・改善するため。痛風の合併症である動脈硬化などにも効果あり)。ただし激しい運動は逆効果

⑤ ストレス対策

  • ストレスは飲酒や食べすぎにつながりやすいので、こまめに発散する

リンク

リンク先はこちら公益財団法人痛風財団

公益財団法人痛風財団でも、痛風について詳しく紹介しています。
ぜひ、参考にしてみてください。


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